フィールド・ミッション・レポート(5)
建設した学校の周りをカメラを持って歩いていると、青いペラハン・トンボンを着た生徒に取り囲まれる。村人に囲まれて何かリクエストされるのとは違うが、普段あまり多くの人に注目されることもないので妙に照れたりする。
プロジェクトのハンドオーバー・セレモニーでは、取り囲む子供達の数以上の謝意を一身に受ける。日本政府の支援に感謝している、日本は同じアジアの国で友達だ、日本とアフガニスタンは同じ年に独立をした・・・。
僕は、それらの感謝の気持ちを、思い上がりかもしれないが日本国民を代表したような殊勝な気持ちで受け止める。本来僕はそのような立場にある人間ではない。僕はただの民間人だ。支援は日本国民の税金から出ているのだし、この学校を支援しようと決めたのは僕ではなくドナーである日本政府だ。しかしそれでも、学校を支援してもらった側からすればそんなことは関係なく、僕が日本人でありそこに出席しているということだけで、感謝の対象になる。
いい仕事をさせてもらっているな、と思う。プロジェクトを執行して、目に見える成果を上げて、裨益者から面と向かって感謝される。政策決定レベルでの仕事には現場の仕事にはないやりがいがあるのだろうけれども、現場の仕事には政策決定レベルの仕事にはないやりがいがある。
これから色々な仕事をしていくだろう。でも、一身に浴びた感謝の気持ちやその時に感じた喜びを、いつも感じていたい。











Comments
がえこさん:2010年07月24日
諦めかかったんですが・・何とか出来たようです(笑
すぐにお返事を頂けて私も嬉しかったので、
調子に乗ってもぅ一言。
この写真と投稿、実にすばらしいです!たぶん撮影時のkentaさんの喜び度が写真に出たのだと思います。ワラワラと集まって来たであろう彼らの表情ひとつひとつが、たぶん自分なりに「1番イイ顔で!」とちょと構えている感じが、かわいらしい。
それにしても、皆ずいぶん冬装備ですね?
kentaさん:2010年07月25日
やはりそうですか・・・申し訳ありません。他の方にも、ブログが不安定みたいですよ、と言われていて直そうと思っているのですがなかなか手をつけられないでいます。せっかくコメントを頂いたにもかかわらず申し訳ありません。
これはナンガルハルで2月に撮りました。ナンガルハルはペシャワールに近いので、パキスタンとほぼ同じ気候だと思います。暑いとはいえ、2月だからパトゥーをしているのかもしれないですね。
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