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■旅行記

中国新疆ウイグル自治区旅行記

2011年11月3日(木) 第二日目 カシュガル行き航空券購入、紅山公園、など

 相当疲れていたみたいで、ぐっすりと寝た。やはりバダクシャンから帰ってきて中2日でウルムチまで移動したのが効いたらしい。

 今日は疲れていて観光で街を歩き回ることをする気にもなれなかったので、カシュガル行きの航空券を旅行代理店で買うことにした。 ホテルの朝食ビュッフェを食べてから、部屋でゆっくりとして、しばらくしてから外出した。 まずは、ホテルの近場にあった中国銀行で換金をした。1ドル=6.284元で空港の両替所よりもレートが悪かった。 500ドルを換金して3142元。

 近くに紅山公園が見えたので歩いて行こうと思ったが、途中で大通りに面してしまい、歩行者用通路がないので諦めた。 ウルムチの街は歩行者にunfriendlyで、交差点を渡るのに地下通路を通らなければならず、長距離を歩くのがしんどい。

city
↑ホテルを出た所から撮影したウルムチの街の様子。大都会だ。

snow
↑歩道には雪が残っていた。気温は恐らくゼロ度近くだったと思う。

potato
↑街中で焼き芋を売る女性。奥の屋台はザクロ売り。昔、上海に行った時にも、新疆ウイグル自治区からと思われる出稼ぎ労働者が焼き芋やケバブを路上で売っていた。

snow
↑レストランの前でケバブを焼く男性。アフガニスタンのケバブとほぼ同じものだ。

uygur
↑街を歩く子供連れの夫婦。街には漢族もウイグル族も同じくらい住んでいるという印象を受けた。

 気がつけば午後2時くらいになっていたのでお昼を食べようと思って、その辺の食堂に入った。 午後2時なのにものすごく混んでいた。後で聞いた話だが、ウルムチの人は午前10時から仕事をし、午後2時に昼食を取り、午後8時に夕食を取るらしい。 だから、「午後2時なのに」ではなく「午後2時だから混んでいた」が正しいのだが、昨日ウルムチにやって来た僕にそれがわかるはずもない。 中国と言う広大な国家で一つの時間を用いることの弊害がこんな所にも出ている。 ウルムチはカブールからたった飛行機で3時間の都市だ。 経度がほとんど変わらないので、本来、ウルムチでのお昼の食べ頃はアフガニスタン時間の午前11時30分くらいであるはずだ。 しかし、ウルムチの人々は北京で使われている時間を用いているので、午後2時〜3時頃にお昼というなんともわけのわからないことになってしまうのである。中国政府は時差を認めると、各自治区の独立につながる恐れがあると思っているのかもしれないが、実際には3時間くらいの時差がある場所を一つの時間で統一することには若干の無理があるような印象を受けた。

 一つ目の食堂では食事を注文したが注文のシステムがよくわからず、全くコミュニケーションが図れなかった。 しょうがなく、隣の食堂に移動して家常挽麺を注文した。 この晩麺というものは当地の人からはラグマンと呼ばれる麺で、ウイグル自治区の名物料理の一つだ。 今回楽しみにしていたものの一つだが、噂に違わず美味しかった。 手打ち麺に、トマトや羊肉やピーマンなどを炒めたソースをかけて食べる。 面はこしがあってしこしこで、炒め物も麺と良く絡み合って美味しい!

laghman
↑家常挽麺(10元)。通称、ラグマン。世界の麺料理コンテストがあれば、讃岐うどんと並んで1、2位を争うだろう。ちなみに、アフガニスタンにはラグマンという名の州がある。

 ウルムチ−カシュガルの航空券については、旅行代理店3社から見積りを取りたいが、ホテル専属の代理店と、隣のビルに入っていた代理店の2社からしか見積りが取れなかったので、一旦部屋に戻ってインターネットで検索することにした。いくつか旅行代理店の住所をメモして歩き回ったが、既になくなったか移転したみたいで一つも見つからなかった。仕方なく、2社見積りの中で安かった方のチケットを購入することにした。11月5日からイード休暇があるためかちょうど11月5日発の行きのチケットで安いものが見つからず、往復で2190元(約350元)と少し高めだった。それでも、鉄道か車だと時間がかかり過ぎるので仕方ないだろう。

11月5日 14:15ウルムチ発−16:10カシュガル着(山東航空) 1340元(航空券1150元+その他税190元)

11月9日 14:05カシュガル発−15:50ウルムチ着(四川航空) 850元(航空券660元+その他税190元)

 そのまま、紅山公園にタクシーで行き(6元)、写真を撮りながら散歩をした。ウルムチには情緒があまりない。 都市計画がないままに拡張したような感じがして、街のスピリットみたいなものを余り感じなかった。 ウルムチにはシンボルのようなものがない。 東京には皇居があり、ロンドンにはビッグ・ベンがあり、ニューヨークには自由の女神やエンパイヤステート・ビルがあるが、ウルムチには「あぁ、ウルムチにやってきたんだ」と旅行者に感じさせる象徴的なものがあまりない。 丹下健三や磯崎新のような建築家がウルムチを見たらなんと言うだろうか。

 観光情報には、ウルムチにはそれほど観光名所がないと書いてあった。 その中でも、天池、紅山公園、新疆ウイグル自治区博物館、国際バザールはお薦めらしく、中でも紅山公園はウルムチの街が一望できるので初日に来ておきたかった。

hongshan
↑紅山公園の入り口。

view
↑見晴らしが良いところからの眺め。

tower
↑丘の上には塔が建っていて、写真の撮影スポットになっている。

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↑塔の周りにある柵につけられている錠。

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↑平日だったが結構人が訪れていた。

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↑塔とは別に、もう一つ小さな見晴らし台がある。

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↑塔周辺からの眺望。

lock2
↑恋愛成就?を祝う錠。

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↑塔から小さい見晴らし台に向かう。

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↑見晴らし台から塔を見上げる。断崖絶壁にある。

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↑公園からホテルへの帰り道に撮ったウルムチの風景。

 紅山公園を見終わってからは歩いてホテルに戻った。夜、外食の為に外を歩いたが、手頃なレストランがホテル周辺にはなかったので、ホテルにあるレストランでビュッフェを食べた。外で食べれば一食10元くらいだが、ホテルのビュッフェは128元もする。ビュッフェの中には火鍋もあったので、一人でお腹いっぱいになるまで食べた。一人旅で火鍋はなかなか食べられないので、高いがよかったと思う事にしよう。

nightview
↑日が沈んだ後、黄色い街頭に照らされるウルムチの街。



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