エピローグ
湿気がまとわりつくようなニューデリーの街を歩き、撮りたいと思った被写体を自由に撮影している内に、
移動の自由がないアフガニスタンで感じていたストレスは大分取れたような気がした。隙があれば騙そうとする
インド人、約束を破るアフガニスタン人に辟易としながらも、それでいてどこかそんな人間的なやり取りを
楽しんでいたのかもしれない。
インドを旅行した後でも、Yer Bluesを歌うジョン・レノンの声はまだ魅力的だけれども、僕はどうやらまだ
なんとか生きているみたいだ。世界は訪れるに値するし、僕にはまだ語るべきストーリーがある。人生はまだもう少し生きるに値するみたいだ。

おしまい
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